古処山系(馬見山~屏山~古処山)縦走  2011年7月10日



7月末からアルプス遠征する山仲間からボッカ訓練で古処山系を縦走するので一緒に歩きませんかというお誘いがありました。早速参加させていただくことになりました。
事情により外出を暫く控えなければならなくなった自分にとっては非常に有難いお話です。

    


参加者はGENさん、かずさん、putalyさん、S・TAROU
先ずは早朝基山PA下の駐車場でかずさんと合流。
かずさん、新車の真っ白なジムニーで現れました。
今までのオレンジ色のピカチュー号のイメージが強かった性か、やって来る車に「これはかずさんじゃない」と無視しようとしていたら運転席から手を振るかずさんが見えました。お久しぶり挨拶。先月の城山以来です。
ここで私の車に乗り換えて宮崎から参加のputalyさんを迎えに走ります。
近くの鹿児島本線弥生が丘駅へ向かいます。
定刻通り列車がホームに入ってきました。
待つこと2・3分、putalyさんの姿が現れません。改札口に降りてくる乗客はありません。
な・な・なんと今朝の携帯に駅のホームから朝焼けで空が燃えてますと連絡してきたのに。
かずさんの表情に緊張が走ります。
私もこれからのストーリーがどうなるのか少々不安になりました。
暫く経過してエレベーターのドアが開いて2人の乗客が現れました。
その中に登山姿のputalyさんがさっそうと現れました。

ほっとしたところで鳥栖ICから自動車道を走り太刀洗PAでGENさんと合流。
1台を古処山登山道中間点の駐車場へデポして小石原の登山口へ向かいます。

そろそろ北部九州も梅雨明けした模様です。
今日の天気は福岡地方は全域的には晴れマークが広がっていますが、小石原付近は朝から曇りマーク、1時過ぎから弱い雨マークが入っています。

GENさんとかずさんはボッカ訓練でザックは私の2倍以上の荷物を背負っています。
私の荷物も夏山縦走ということで水は5割増し、ポットの中に氷、熱中症対策で大きめの保冷剤を入れてますので何時もよりはかなり重くなっています。
putalyさんもボッカ訓練の筈ですが荷物は軽量。

朝7時35分、小石原民芸村の直ぐ対面の登山口よりスタート。

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古処山系縦走は4年半前に歩いていますから久し振りの縦走です。
暫くは杉林が多い登山道が続きます。
この登山道、花は期待できそうにありません。
ボッカ訓練組のかずさん、GENさんが先を歩きます。

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スタートから暫くは登山道の直ぐ横を林道が走っていたり、林道を跨いだりを数回繰り返します。
立派な林道が横を走っていると何となく登山道を歩く意義が薄れるようです。

林道と交差する地点で読図の勉強。

       11sizen0710B12.jpg


そして林道を跨いで縦走路へ入ります。
数回、このように林道と交差して複雑なように思えますが林道の直ぐ先に縦走路がありますからあまり迷うことはありません。

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この縦走路はずっと樹木の中を歩きますから夏歩く方がむしろ涼しくて良いと以前山仲間から聞いたことがあります。
その通りですが、たまに見晴らしが良い所にでます。
GENさんを探せ。

   11sizen0710C12.jpg


遠く英彦山系が見通せました。
鷹ノ巣山の独特な山容も見えます。

   11sizen0710C22.jpg


馬見山山頂です。
馬見山山頂は2箇所あります。
ここは久留米方面や耳納連山が見通せる山頂です。
三角点があるのはこの先にもうひとつの山頂です。

   11sizen0710D12.jpg


このベンチと後の木陰は私にとっては意味あるところです。
3年前の2月冬山登山で栗河内から風来坊さんともう一人3人で馬見山へ登ってきました。
雪が積もった山頂でした。
ザックをベンチに下ろして何気なく雪が覆う樹の根元に何か物体を感じます。
よく見ると赤い立派な首輪をした茶色の犬が雪の中でうずくまっていました。
全身が震える姿に声をかけると頭を起こしました。
その顔には眼に白内障みたいに両目が濁ってこちらが見えているのかどうかはっきりわからない姿がありました。
人の気配を察してどうにか起き上がりましたが、震えが止まらなくて・・・・。
こちらもどうして良いはわからず、取りあえず私と風来坊さんとでお菓子を与えました。
よわよわしい姿でお菓子を食べてくれましたが、その後どうする事もできません。
後ろ髪惹かれる思いでその場を離れましたが、その後このことが頭に残って馬見山を訪れるのを遠ざかっていました。
恐らく寒さに耐えきれずに数日以内に息絶えたと思いますが、あの立派な首輪からして飼い主と離ればなれになったに違いありません。
どうか犬の飼い主さん、山へ可愛い犬と一緒に連れて行く時は必ず繋いで歩いてください。
山での迷い犬は何回も目撃しました。

この場所で冥福を祈りました。
これでやっと心の中のひっかかりが少しは取れたような気がします。

            11sizen0710D22.jpg


三角点がある馬見山山頂

   11sizen0710D32.jpg


馬見山から屏山目指して、先ずは宇土浦越を目指します。

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宇土浦越まではどこまで下りるぞと思うくらい急坂を下ります。
急坂を下って宇土浦越からは地獄の急坂登り。
このルートの最もハードなところでが待っています。

   11sizen0710G22.jpg


急坂降下中、急に視界が開けます。
位置関係から見て多分右上の奥が屏山のようです。
まだまだ遠い。

   11sizen0710H12.jpg


鞍部の宇土浦越に到着。
これから屏山に向かって地獄のボッカ訓練です。

       11sizen0710H22.jpg


馬見山手前から先頭は軽いザック組に入れ替わりました。
ボッカ組を振り切るようにこちらは軽快な歩き。
putalyさん。

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へろへろになるという言葉はこういう時のものでしょうかね~(笑)

       11sizen0710I22.jpg


ボッカ組にはかなり堪えるこの急登

   11sizen0710J1.jpg


putalyさん、急登もなんのその。
グイグイ登って視界から消えてしまいました。

       11sizen0710K22 (2)


屏山山頂から展望を楽しんでいました。

       11sizen0710J22.jpg


そのころボッカ組は・・・・・?
ひ~ふ~ひ~ふ~ひ~ひ~ふ~ふ~

   11sizen0710K22 (1)


もうこりゃ~ダメだ~。
キチ~~~。

   11sizen0710L12 (2)


屏山山頂
やっと全員揃いました。
ここは以前は樹木が生い茂って遠望はあまり無かったのですが、数年前から樹木が切り払われて展望が良くなりました。
喜んで良いものかどうか。

   11sizen0710L12 (1)


屏山から古処山を目指します。
時々樹上でパラパラと雨が落ちる音がしますが、樹木の下は殆んど影響はありません。
ツゲの原生林周辺になると遠くで雷がゴロゴロ鳴る音が聞こえてきました。
天気予報は当っていました。

ツゲの原生林と苔むした石灰岩を通ります。
日本庭園を見るような感じです。

   11sizen0710O12 (2)


古処山岩上から往路を振り返ります。
よく歩いて来ました。

   11sizen0710O12 (1)


古処山山頂
   11sizen0710O22.jpg



古処山頂から水舟、三角杉を通って石が多い登山道を下って車デポ地点の駐車場へ到着。
ここ数日の雨で登山道は滑りやすくこの日で最も神経を使って下ったように思います。
7時35分に小石原を出発して午後3時50分無事縦走を完了しました。
8時間15分、13.4Kmのハードな歩きでしたが、思っていた以上に意外と涼しい歩きでした。
勿論汗はびっしょりかきましたが、蒸し暑さの汗ではなく気持ち良い汗でした。

GENさん、かずさん、putalyさん、楽しかったです。
アルプス歩きも楽しんできてください。


GPS軌跡


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祈祷に感謝です

おはようございます、S・TAROUさん。
メールでこちらに登られるとはお聞きしていましたが、遠くまで運転する元気がありませんでした。
古処の縦走は一度チャレンジしてみたいですが、次に企画します。
お疲れさまでした。

No title

風来坊さん こんにちわ。
久し振りの馬見山山頂でした。
3年前のあのワンチャンのことが思い出されました。
風来坊さんの分もお祈りしてきました。

小石原からは未だだったんですね。
今度一緒に歩きましょう、

土曜日は久し振りの同窓の方達と多分酔いつぶれるまで飲み明かされた
んではと思っていましたが、翌日は金山だったんですね。
さすが風来坊さんです。

No title

こんにちは!

縦走では、お世話様になりありがとうございました。充実の一日でした。
S・TAROUさんには歴史の解説など交えて、いろんなこと教えていただき、楽しい山歩きになりました。古処山の日本庭園風の雰囲気が素晴らしく良かったですね~♪

こんどはまた秋、もみじ谷を上がってみましょう。
この時期の古処山も楽しみです。 

改めて動画を見ると、ボッカのお二人には、ホント申し訳なかつたです(笑)

No title

小石原~秋月の縦走、お疲れ様でした。
この時期は暑くて大変だったでしょう。
何年か前、江川ダムより入り宇土浦越えから馬見山ピストン。
そこから屏山・古処山そしてまた宇土浦越えまで戻ったことがあります。
動画を見ながら、歩いた道を思い出していました。

GENさん、かずさん、ボッカ訓練お疲れ様でした。
テント担いで、今年はどこのお山でしたかね。
お気を付けて~
レポ、楽しみにしていま~す。

putalyさんへ

putalyさん こんばんわ。

縦走歩き楽しかったですね。
私にとっては4年半振りの縦走でその当時を思い出しながら歩きました。
その時は2月だったので暑い盛りの縦走はいささか不安もありましたが
意外と涼しかったですね。

>改めて動画を見ると、ボッカのお二人には、ホント申し訳なかつたです(笑)
ほんとputalyさんの快調なペースとボッカ組のヘロヘロ登りには私も動画を編集
しながら笑ってしまいました。
「冷たいジュースと冷たいお饅頭は如何ですか~?」・・・・登山道の途中に
売店があるのかのような錯覚を覚えましたよ~(笑) さすがです。
姿勢よく颯爽と急登を登られる姿が印象的でした。

>こんどはまた秋、もみじ谷を上がってみましょう。
もみじ谷の紅葉も綺麗ですよ。
来られる時は是非声をかけてください。
 


豊津の信ちゃんへ

豊津の信ちゃん こんばんわ。

>この時期は暑くて大変だったでしょう。
それが意外と涼しかったんですよ。
うちわまで持っていったんですが、蒸し暑さは感じなくて軽装備組は楽チンでした。
木陰も多く案外夏場の歩きには良いかもですよ。

>何年か前、江川ダムより入り宇土浦越えから馬見山ピストン。
>そこから屏山・古処山そしてまた宇土浦越えまで戻ったことがあります。
うひゃ~、これは縦走よりもハードですよ。
宇土浦越からの長い登りはほんとにきついですね。
ボッカ組は大変だったと思います。
その分、軽装備組は元気が出ました(笑)

氷はちゃんと持って行っています。

古処山山系でしたか

こんばんは。

最近、CMでちょっと話題の古処山ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=C_CDLBTJD4M

「事情により外出を暫く控えなければならなくなった」というのが気になります・・・

お疲れさまでしたぁ~

S・TAROUさんお付き合いありがとうござました。
久しぶりに一緒に歩けて嬉しかったのですが・・
城山と同じくゆっくりお喋りを楽しむことはできませんでしたね(笑)
S・TAROUさんのザックがいつもより小さく見えて恨めしかったです(笑)
途中途中で頂いた氷の美味しかったこと!
口に入れるたびに元気が回復しました。ありがとうございます。
動画を見ていて・・
最初はふざけるくらいに元気だった自分が段々萎えていく姿にウケました。

お疲れ様でした。

くそ暑いなか、我々のためにお付き合い頂きありがとうございました。

この縦走は過去に秋月側からと、小石原側からと2回有るのでしが、今回は舐めていたわけでは無いのですが、予想以上の訓練となりましたよ(笑)
本番前のトレーニングが逆に自信を無くしたくなるくらいヘロヘロでの下山でした(笑)

かずさんの冷やしうどんやS.TAROUさんの氷にはホントに助けられました。本番までもう一回計画してますから、宜しかったら記録班としてまたお付き合い下さい(笑)

凧さんへ

凧さん こんにちわ。
これコマーシャルですか~?
一度テレビで見ました。
古処山系が舞台とは知りませんでした。
よく途中で玉が落ちませんね。
音もいろいろと工夫してあるんでしょうね。

「事情により外出を暫く控えなければならなくなった」というのが気になります・・・
暫くちょっとの間だけです。
遠出でなければ何時でも行けます。

かずさんへ

かずさん こんばんわ。
声をかけて頂いて有難うございました。
お誘いがなければ恐らく山を歩く機会はなかったと思います。

>S・TAROUさんのザックがいつもより小さく見えて恨めしかったです(笑)
途中で2度ほど私のザックが小さく見えると恨めしそうに呟いていましたね(笑)
お陰さまで軽い分気分に余裕ができて楽チン歩きを楽しませて頂きました。
なんだったら一度だけかずさんのザックを4・5歩ほど背負いたかったです。

氷は夏山には必携ですね。
あれ半分はかずさんの氷を私のポットに追加して入れたものですよ。
あんな時は魔法の氷はいくらでも欲しいですね。

>最初はふざけるくらいに元気だった自分が段々萎えていく姿にウケました。
何時も面白いブログネタを提供して頂いて誠に有難うございます(笑)
あのヘロヘロの姿は滅多に撮れませんね、最高でした(笑)
これにめげずにボッカに挑戦してください。

GENさんへ

GENさん こんにちわ。
こちらこそ大変お世話になりました。

夏山の古処山系縦走はボッカ訓練にはもってこいだけど、普通に歩くのも大変
だろうと覚悟していましたが、意外と涼しかったですね。
しかしGENさん達のあの荷物ではやはり大変でしたね。
ちょっとだけ担いで見たかったのですが、自信を失くしそうで言い出せませんでした(笑)
申し訳ありませんが動画を編集してて、颯爽と歩くputalyさんとボッカ組の落差に
ついつい笑ってしまいました(笑)

本番前のもう1回、是非お付き合いさせてください。
もう連絡が来ています(笑)
つい張り切ってしまいそうですが、よろしくお願いします。

感動をありがとうです

いやぁ~   動画に感動しました!!
心打たれるドキュメンタリーですよ(うん)

ここまでしないとアルプス挑戦権を得ることができないのか?

あのひょうきんなかずさんがあそこまで苦しみながら歩く姿は
単なる画像だけでは表現できないと思います。

動画ならではの感動ってあるんですね~

マッスルさんへ

マッスルさん こんにちわ。
とり込み中でしたので返信が遅れまして誠に申し訳ありません。

かずさんのふ~ふ~ひ~ひ~画面に感動されましたか(笑)
白岩山では見られなかったかずさんの返信変身振りにびっくり
されたことでしょうね。
私も夏山ということで水の増量、氷その他で今までの倍くらいの重量を背負って
歩きましたが、ボッカ組はそのまた倍以上を背負って歩いています。
数日間のアルプス歩きで他のベテラン組に迷惑がかからないうようにと今訓練に
一生懸命です。
今度一緒に歩かれる時はかずさんの逞しくなった姿をとくとご覧ください(笑)

涼しくなったら天山歩き、またよろしくお願いします。






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