井原山・水無道オオキツネノカミソリ 2015年7月31日
前回15日にオオキツネノカミソリの下見登山をして見頃は例年通り7月末~8月初旬だろうと見当をつけ本日歩いてきました。
単独としては珍しく7時15分水無道登山口の駐車場へやってきました。
駐車場は7、8台くらいが先客で駐車スペースは未だ充分余裕がありました・・・・が、登山準備中に5,6台連なってやって来たと思ったらその後も次々にやって来て瞬く間に駐車場はいっぱいになってしまいました。
私も10分遅れていたら路肩駐車しなければならなかったようです。
明日からの土日は大変な混雑でしょう。
7時35分水無駐車場から出発 今日は水無谷ルートを歩いてオオキツネノカミソリを鑑賞した後、井原山山頂へ登ります。

本日の水無谷 最近の雨でまずまずの水量です。相変わらず心地よい沢音

下の方は終わりかけが多いのではと思っていましたが、未だ未だいっぱい残っていました。色が変わっているのも沢山有りましたが下の方でもかなり賑わっていて充分に楽しめました。

別嬪さんを撮りました。 オオキツネノカミソリの別嬪さんの条件は姿勢が良いことです。



登山者で賑わう水無谷ルート 早い時間帯でしたので上を目指す登山者ばかりで下りて来る登山者が居なかったので歩きは楽でした。

水無道で出逢った野草達・・・・・・・・・全て日ノ丸構図になってしまいました。

ウバユリ

ヤブラン

ハグロソウ

木漏れ日にスポットライトを浴びて凄く幻想的に見えるキツネさん うまく撮れたかな~?

露出を変えたりいろいろといじって撮りましたが、あまり変わりませんね(笑)
周囲が木陰で暗い中、このキツネさんだけにスポットライトが当っていましたのでどんな画像の違いになるか興味深かったんですが・・・・・あまり違い無し(笑)

思いきって日の丸構図を外してみました。背面をはっきりさせた方が良かったかもです。

仲良し美人三姉妹と言いたいところですが一花弁だけ他所を向いてしまっています。

第一群生地 今年は何となく密集度が足りないような気がしますが・・。
葉も少ない気がします。青葉の中から出るオレンジ色のキツネとの調和が大きな魅力だったんですが・・・。茎がやたらと目立ちます。


撮る時は美人姉妹なんて考えもせずに撮っていますが・・・これも美人三姉妹ですが一輪がまた他所見・・・撮影の腕が悪いですね(笑)

第二群生地 以前から此処は撮影ポイントだったんですが、今年はキツネさんが少な過ぎます。正直、以前の素晴らしい画像と入れ替えたいくらいでしたが・・・・これが現実の状況です。

良いとこ見せ撮りって感じです(笑)


第三群生地 今年の群生地のキツネさんは大体こんな感じであまり芳しくないようです。
特に今年は奥の斜面からびっしりオレンジ色で埋め尽くされた風景が見れなかったのが残念でした。天候不順もあり花さん達には気の毒ですが、来年はきっと沢山開いてくれることを期待しましょう。

山頂への急登取り付地点の通称「日本庭園」 以前の豪雨で倒木がやたらに多く景観がイマイチだったんですが、倒木が取り払われて元の景観に戻りつつあります。

さて、これから急登に取り付いて山頂を目指します。
風景だけ撮ると急登感が出ないのですが、幸い先に二人の山ガールが先行していたので勝手に撮らせて頂きました。
30分の急斜面登り・・・・・・・・・・頑張ろう!!!

三瀬峠からの尾根道に出るとハンカイソウ & アゲハ蝶

オカトラノオ 2週間前と較べると花弁が少なくなっていました。もう終わりのようです。

静かで穏やかな井原山山頂のようです。

井原山山頂 9時10分 水無スタートから1時間25分
山頂には7,8人の登山者 この時期には休憩する場所を確保するのが難しい程の登山者ラッシュですが9時頃は未だこんな感じでした。歩き始めはキツネさん鑑賞の登山者でいっぱいだったのに・・・・皆さん何処に散ったんでしょうかね?
もしかして先行していた人達?はキツネさん達かも・・・・・です(笑)

今日はPM2.5が多いということで特に博多湾、糸島半島側の眺望はダメでした。
雷山方面

天山方面

山頂東側 & 金山、脊振山方面

山頂は360度の眺望ですが木陰が無く腹ごしらえするには早過ぎるし、何時も眺めている眺望なので5分程で退散することにしました。
往路では気が付かなかったコオニユリ?(オニユリ)

今日はもう一箇所のオオキツネノカミソリの群生地である水無鍾乳洞第二分岐から少し新村分岐へ上がった所の群生地へ向かいました。新村分岐、三瀬峠への尾根道を新村分岐を目指して進みます。
尾根道は全くの一人旅、気温はグングン上昇してる筈ですがこんな尾根道の木陰歩きで夏場以外に歩いた時よりも疲労感を全く感じませんでした。

新村分岐より左折して水無道方向へ下ります。
新村分岐は佐賀県側の新村登山口から凧さんがよく歩かれているルートです。一昨年6月の井原山の山開きに凧さんからこのルートを案内して頂きました。最近、よく井原山、金山を歩かれているようなので・・ッと思いながら後で凧さんと出逢うとは思っていませんでした。

第二鍾乳洞付近のオオキツネノカミソリ
ここは以前から青葉に囲まれた水無道のとは違ってむき出しのが普通でしたから以前と変わった感じはあまりしませんでしたが、やはり花数が全体的に少ないような感じがしました。

見物の登山者で賑わう水無道とは違って静かな群生地でした。


水無道へ下りてきたのが10時30分前、これから駐車場へ戻るには早過ぎるし思ったよりも体力の消耗がなかったので少し時間が経った群生地の状況に変化があるかもと思って群生地を目指して進みました。
それと山友さんのブログにアップされていたこのルートでは未だお目にかかっていない或る花を探そうと思って・・・・・・しかし探し切れませんでした。第二群生地まで来ましたが花が何となく活き活きした感がした以外はあまり状況に変化が見られませんでしたので、ここで引き返すことにしてベンチでランチタイム。
引き返す準備をしていると下から凧さんがやってきています。まさかの出逢いでビックリ。ブログを拝見すると山頂は風が無く凧はダメだったようです。今日の山頂は穏やかそのものでした。
凧さんと別れて鍾乳洞第一洞の冷気に浸って帰りました。

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