残雪僅かに残る金山山地 2014年1月26日
今日は風来坊さんの呼びかけで花乱の滝~金山~小爪峠~湯ノ野~椎原のルート約10キロのコースを5時間かけて歩いてきました。
今日の参加者は風来坊さん、肉まんさん、S・TAROUの3人
集合場所の椎原バス停へ着いたらもう既に皆さん到着。
2台の車をデポして風来坊さんの車で出発予定地点の曲淵バス停の空き地へ向かいます。
途中で肉まんさんから花乱の滝横の狭い道を通らなくて登山口へ行ける道があるからという話があり、そこから行こうということになりました。
風来坊さんも私もそんな道があるとは初耳です。
私は半信半疑でしたが肉まんさんが実際に通って登山口へ通じる道があると云うからには間違いなかろうと・・・・。
ッで・・・実際にありました。
省略(笑)
8時55分滝川ルート登山口よりスタート。

雪溶け水で増水したのか今日の滝川の流れは勢いよく流れています。

滝川ルートの渡渉で最も注意しなければいけない渡渉地点。
しかし、最近この地点は水嵩が減って割と簡単に進めるようになりました。初めてここを通った時は右端の細いロープに頼って通過できたのですが・・・・。

登山口スタートからジャスト1時間でアゴ坂峠・金山直登の分岐へやって来ました。左へ金山直登へ進みます。

分岐を過ぎた地点から薄っすらと雪が残っていました。

高度を上げて行くと周囲は次第に積雪が増えてきます。

坊主ヶ滝からの道と合流する地点直下の斜面になると傾斜が益々増し雪もカチカチに凍りついて滑りやすく緊張の連続。
金山直登コースの最も息があがる箇所です。

1時間50分で金山到着
登山者は誰もいませんでした。
今日は天山方面の山が良く見えました。

金山山頂小休止の後、小爪峠を目指して縦走路を歩きます。
冬枯れのブナ林の歩きも良いですね。小爪峠までの縦走路がずっとこんな雪景色だったのではありません。積もっていたのは2割程度・・・積もっている所もあり何時もの山道だったり・・・何時もの山道の方が多かった。





2時間50分で小爪峠到着
ここでランチタイム、小休止
ここから湯ノ野ルートへ入ります。

小爪峠から福岡側湯ノ野ルートへ入ります。
真っすぐ直進すれば猟師岩、鬼ヶ鼻岩、椎原峠方面です。湯ノ野ルートは確か過去2回歩いてますが、いずれも暗く歩き辛くて渡渉が多く荒れた印象しか残っていません。
まぁ~一人では歩きたくないという印象です。ッで・・・いきなりこのルートへ入って驚きました。意外にも明るくてなかなか眺めが良い風景が飛び込んできました。明るいのは冬枯れのせいでしょうね。
しかし、やっぱりこのルートは手強かった。ずっと下までこの岩ゴロゴロの沢沿いを歩いて何回も渡渉を繰り返し、ずっと足もと要注意の連続。

こんな荒れた所・・・・・・

またまた渡渉・・・・さぁ~て、ここはどんなふうに足を踏み入れようかな・・・・??
過去2回の歩きでは、この沢は水量が少なく上の方はチョロチョロと流れる程度で荒れたルートながら難しいルートとは思いませんでしたが、今日は水量が多くて渡渉に気を使うし滑りに緊張するし、なかなか難コースでした。
このルートは雨が多く降った後は要注意だと思います。

でも、水量が多くなるとずっと小滝の連続のように見えて、その点ではここもこんな美しいルートなんだと思いました。
下りながら振り返って見上げる沢の流れはなかなか良いです。これが新緑の季節だったらなお一層素晴らしい光景に見えるでしょう。カメラの腕が悪くてスミマセンね。

また、こんなところが・・・・・。

さぁ~て、今度はどう渡ろうかな~。

湯ノ野と大井手橋山中の分岐まで下りてきました。
湯ノ野ルートへ進んでから1時間10分、ここまでかなり時間を喰っています。ここは勿論湯ノ野へのルートへ進みます。沢沿いの歩きはここで終了。

上の画像の標識から10分、車道へ出る それから5分で湯ノ野ルート登山口到着


登山口から湯ノ野の集落を通って湯ノ野バス停へ時間表を見ててテレビで放映される「路線バスの旅」の思い出しました。

湯ノ野バス停から10分、最終地点の椎原バス停前に着きました。
距離にして約10キロ余り、決して楽な歩きではありませんでしたが先日の二丈岳~十坊山の歩きで体力的に相当鍛えたせいか、割と楽に歩き通せました。次はもっとハードなコースを・・・・ウソです(笑)

滝川ルート⇒金山⇒ブナ林⇒子爪峠⇒湯ノ野ルート⇒湯ノ野バス停⇒椎原バス停

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