雪の久住山~御池~天狗ヶ城歩き 2012年1月7日
2012年の最初の山行は雪の九重散歩です。
雪の九重は一年振りです。
朝起きてテレビの天気予報を見ると昨日まで晴れマークだった福岡市内が終日曇りマークに変わっています。
しかし、県南に下るにしたがって曇り後晴れマーク。ネットで大分地方まで調べる余裕が無かったので、南へ行くにしたがって天気は良い方に向かうものと確信。
早朝、風来坊さんからピックアップして頂く。
風来坊さんが京都へ転勤してから初めての再会。昨年10月8日の由布岳以来だから3ヶ月振りです。
基山PAでかずさんと合流。かずさんとは昨年10月16日三俣山以来。
今日は風来坊さん、かずさん、S・TAROUの3人です。
のどかさんは前日に風邪をこじらせて準ドタキャン(笑)
合流後、大分自動車道をひた走り福岡を遠ざかるにしたがって予感通り空模様は良い方向へ向かいます。
九重の道路状況は前以て風来坊さんが事前調査で牧の戸峠までノーマルタイヤで行けることを調査済み。
その調査方法はさすが風来坊さんだと感心するような方法ですがそれは内緒です(笑)
牧の戸峠駐車場には8時10分過ぎ頃到着しましたが、意外や意外、駐車場がガラ空きです。
昨年は同じ時刻に着いてほぼ満車状態。やっと一台のスペースへ潜り込むことが出来た状態でした。
登山者の姿もチラホラで少し寂しい感じでした。


朝8時40分牧の戸登山口スタート。
昨年暮れに少しばかりの三郡縦走路の雪を踏んで歩いていましたが、アイゼンを装着して踏みこむ雪の感触は格別です。

ここ数日は雪が降ってないようで幾分雪が少なめという感じですが、それでも今季初めての本格的な雪の登山道
に心が躍ります。
サク・サク・サクと踏みしめる音は良い感じです。

早速、道草?の開始です(笑)

風は殆んど感じないないし見上げれば真っ青な空。

ワ~ッ!! ここ綺麗~!!
口元だけはしっかりと締めておいてくださいよ~。


これではなかなか前へ進みませんね~(笑)


体をのけ反らせてピントを合わせるかずさん。


風来坊さんも結構道草やってました(笑)

先方は三俣山です。

沓掛山を過ぎて振り返った沓掛山です。


沓掛山を過ぎて扇ヶ鼻分岐との中間辺りで風来坊さんが「ここまででもう一時間過ぎてしまった」と呟く声が。
えッ?・・・ここまでで一時間も、全く時間の経過を忘れてしまっていました。
牧の戸峠から一時間なら西千里浜くらいは進んでいる筈です。
これはいかんと少しペースを上げますが、道草の主力メンバーがなかなかやって来ません。
久住分かれに11前に着きましたので早朝出発故ここで昼食・休憩。
昼食・休憩後、久住山へ向かいました。
何回も久住山へ登っている筈のかずさんが久住山未踏ということで、まずは久住山を目指しました。

久住山山頂付近になると雪が無くて岩がむき出しになっています。
アイゼンがかえって邪魔になり岩に引っ掛かって前につんのめりそうになりましたので、ここでアイゼンを外しました。
アイゼンを左手に下げて山頂へ向かうかずさん。

かずさん、初登頂の記念写真(風来坊さん提供)

久住山は何回か経験ありますが天気が良かった記憶があまり無くて、ガス状態で風がビュービュー吹く悪条件の時の方が多かったような気がします。
今日は快晴そのものでした。景色が素晴らしかったです。
硫黄山の噴煙も穏やかに上がっていました。

久住山の次は御池を目指しました。
途中でデジカメの電池が切れましたので電池交換に手間取ってしまい先を行く風来坊さん、かずさんに後れを取りりました。
後を追って急ぐ内に先方に数人の登山者が先へ進んでいます。その中に二人が進んでいるものと思って追いつこうと息を弾ませながら急坂を登り上がる途中で、このまま登れば天狗ヶ城へ行くことに気づきました。
慌てて後戻りして御池へ到着。
自分が初めてならここで迷子になっていた筈です。御池に着いたら二人は池の中央で氷の感触を楽しんでいたのでホッとしました。
画像中央の米粒大に写っているのが二人です。
御池は見事に凍っていました。

氷を楽しむかずさん

御池から中岳と天狗ヶ城の鞍部に出て中岳はカットして天狗ヶ城を目指しました。

天狗ヶ城へ登る途中からの御池です。

天狗ヶ城山頂
この頃(12時30分頃)になると中岳山頂も天狗ヶ城山頂も登山者の数が多くなっていました。

天狗ヶ城から往路のコースへ戻って牧の戸へ帰ります。
午後から雪が大分溶けかかっていました。

東屋がある展望がきく上の坂道でかずさんいきなり尻セード開始。
この坂道、数メートル間隔で段差があり雪が少ない午後では尻セードは無理だろうと思っていたのですが・・・・。
結構滑って行きます。
背後の二人の影、何をしているんでしょうかね~(笑)
結局かずさん、東屋のところまで良い感じで滑って降りて行きました。
周りを見渡したら登山者の人影はありません。
それでは自分もと・・・・ザックからビニールシートを出して尻セードとあいなりました。
結構良い感じでしたが段差での尻への衝撃は痛かったです。もう少し雪があればな~・・・・と。

かずさんの尻セードは尚も続きます(笑)

牧の戸登山口へ帰ってきました。
約6時間弱、11kmの九重の山を楽しみました。

帰りは筌ノ口温泉で汗を流して途中で落差157mの「七折の滝」を見学。
風来坊さん、かずさん今日は有難うございました。
牧の戸~沓掛山~久住分かれ~久住山~御池~天狗ヶ城~久住分かれ~沓掛山~牧の戸 約11Km
